2007年09月08日

クレイモア銀の断章2

銀の断章2を買いました。
クレイモアは漫画喫茶で全巻読んでますが
買ってみました。

以下、ネタバレも含みます。

クレイモアを知ったのはコンビニで
銀の断章1を読んだから。

あの章のテレサは最高でしたね。
特に物語りの心理描写がうまい。
テレサの心理の変化が自然に表現され
展開に無理がなかった。
(最近の漫画には無理のあるものが多い)
読者の琴線に触れたと思います。
テレサの強さも十分に発揮されていたと思います。

銀の断章2ではイレーネが好きです。
片腕を失ってもオフィーリアに圧勝でしたね。
そのイレーネをこども扱いしたテレサの強さは歴代有数だったんでしょうね。

クレアは主人公だが「もう駄目だ」なんて弱音を
吐きすぎると思う。
主に限界点を突破したときや巨大な相手に対峙したときに感じるようです。
プリシラの覚醒時、協会、オフィーリア、リフレと対峙、ピエタの町で
四体覚醒したとき。
今思い出しただけでも5回も絶望を感じている。(手元に漫画ありません)
主人公としてはふがいないんじゃないか。

ベルセルクを愛読してるので
最初はベルセルクもどきかな〜なんて思いましたよ。

ベルセルクを思わせる点は以下の通りです。
・妖魔など人間を超越した世界
・「深淵のもの」と「ゴッドハンド」は類似
・怪物の業態はベルセルクの影響をもろに受けている。
・ミリアとクレアの戦いはガッツとグリフィスの戦いに類似。

オリジナルな点は
・ナンバーシステム←斬新です
・通り名がついている「微笑のテレサ」「幻影のミリア」
・個人の紋章

他にもいろいろあるが・・・


最後に、、、ラキはいらないと思う。
弱いのに「俺がクレアを守るんだ」って全然リアリティないよね。
ある程度現実味がともなった作品なのだが、ここだけはラキのキャラクタを不必要までに美化しすぎていると思う。
人間がクレイモア助けるって、、妖魔と戦うって。。。
普通はどう考えても戦えないと思うでしょ。小学生並みの知力があれば。
そもそも体のつくりが違うんだから。剣技を鍛えて云々という話ではない。
別の分野で助けるならわからないでもないが。。。
テレサがクレアと出会って戦士の資質を弱めたようにクレアも弱くなるのかな。
はっきり言って全然感情移入できない。



sakura_sajihon at 01:42│Comments(0)TrackBack(0)clip!コミック 

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